撮影のお仕事現場から(調理編)

今までアルティザン(フードコーディネーター・プロ)講座でお伝えした内容で、実践していることをお仕事の機会ごとに少しずつ紹介できたらと思っています。料理撮影の裏技的なものですので、美味しく作るポイントではありません。

春の訪れをかすかに感じる最近ですが、お仕事ではすでに初夏の撮影をしています。本日は宅配の食品カタログ、お料理のイメージ撮影です。お家ご飯といえば、カレー! 今回はカレーのツヤについて。カレーは少し時間が経ってしまうと、膜が張ってしまいボソボソした印象に。色味も沈みがちになってしまいます。出来立てをすぐに撮影できれば良いのですが、照明の具合を調整し、テーブルコーディネートを検討する時間が必要です。

そこで、時間が経っても出来立てを保てるマル秘テクニック。それはカレールーに、とある加工を施します。とても簡単なひと手間で、商品そのものの形状を損なうことなく、一番良い状態をキープできるんです。もちろん撮影後もカレーとしていただくことができます。今回の撮影では、アスパラ等の鮮やかな色味の野菜をトッピングして、初夏のカレーに仕上げました。(とある加工、気になりますよね、、、すみません。今まで試行錯誤をし続けながら編み出した裏技なので、ブログでは伏せさせていただきます。タブリエスタッフやアルティザン講座受講生にはお伝えしています。)

今後も、お仕事で生かされているアルティザン講座で学んだポイントを少しずつご紹介でしていきます。料理の撮影では、しずる感やツヤを強調することで、美味しそう!と思っていただける、さまざまな工夫をしています。少しでも、私たちフードコーディネーターのお仕事に興味を持っていただけたらと思っています。

 

Recommend Blog

人気の記事

まだデータがありません。