8月:夏の涼「そうめん」と、携わらせていただいた新店のご紹介

長い梅雨が明け、青空が眩しい季節がやってきました。嬉しい反面、今年はマスクをつけての夏。暑さがこもり、食欲がなくなってしまいますね。そういう日にもってこいの、日本の夏の食べ物「そうめん」。その繊細で涼しげなそうめんの流れを見ているだけで、日本の夏を感じますよね。

 今回の、フードコーディネータープロ養成講座(アルティザン講座)第3回目では、フードスタイリングのうち、「カタログスタイリングのシゴト」をお伝えしました。器のセレクトやお料理の盛り付け方など、カタログには特有のルールがあります。私が今まで培ってきた、プロとしての現場で役立つノウハウが、NG事例も交えて理解頂けたと思います。そして夏の販促物によく用いられる「そうめん」の盛り付け方もデモンストレーションしました。実際に食べて美味しい料理としての茹で方とは、少し違うコツがあります。そうめんを美味しそうにみせるポイントは「麺の流れ」。実は片方をくくって茹で盛り付け箸でしごいて流れを作るのがコツのひとつ。また麺の量は器の大きさを考慮して。涼し気な夏に必須の葉かいしきのアイテム「青もみじ」や彩を添えるラディッシュ、穂紫蘇などを添えることで、夏の涼を演出してくれます。

次回は9月19日(土)13:00〜。「プロカメラマンに教わるカメラテクニック」途中からの単発参加も若干名ですが受け付けておりますので、ご連絡ください。

  

そして嬉しいご報告ですが、お惣菜、お弁当の美濃味匠さんが手掛ける初めての外食業種「十割蕎麦美濃味匠」さんがオープン致しました。商品開発の皆さまと共に、毎週のように膝を付き合わせて頑張った1年半……。私の出した課題に泣いていたメンバーもいたと聞いています。厳しいオーダーも、よいお店作りのためと、関わった全ての人が前向きに進むことができました。業種決定、名鉄さんへのプレゼン、蕎麦粉セレクト、メニュー開発、メニュー構成、プライスライン、食器セレクト、メニューブック撮影と色々頼っていただき、私も全力で向き合いました。私もなんだか子供を生んだ気分です(笑)。蕎麦つゆは天皇陛下も以前に訪れた事があるという岐阜の名店「吉祥庵」の秘伝のレシピ。開発Nさんが頑張って修行した直伝のもの。なんと六種類の出汁を使っていて自慢です。塩かき揚げ丼も美味しいですよ。ランチは十割蕎麦と選べる小丼セットで880円(税込)です。ぜひ、大曾根駅にお立ち寄りの際はお腹を空かせて「十割蕎麦美濃味匠」へ。コロナウィルス対策も万全です。

「十割蕎麦美濃味匠」の店舗情報はこちら

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